詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
横井 信
寒起こし 土の香りが漂って寒さに耐えるつぼみ見上げる
19
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横井 信
やわらかな冬の光に葉を広げ目覚めた花は凛と輝く
12
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千映
雪解けにちらりと見える南天の紅色舞妓の紅色に似る
11
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千映
もてなしの心がのぞく野沢菜の漬物に入る桜の塩漬け
14
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滝川昌之
陽だまりは平等にある冬の日の老婦のひざに、抱かれた猫に
21
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しずく☆・.…。
予報より 冬の嵐は 穏やかで ほっとしてたら 「嵐」の休止
20
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千映
立春の前に啓翁桜見る春を待ってるこころに咲かす
9
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詠み人知らず
まっしぐら媚びず傲らず相撲道稽古重ねて関脇二人
8
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夢士
冬の陽のぽかぽか昼寝窓のうち庭の八つ手の緑ひんやり
12
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inosann
水遣りに「さわさわ」と鳴く観音竹 住まわずなりし義母の家にて
20
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灰色猫
ひきわりの納豆ぐるぐる混ぜてやる逆回転でびっくりさせる
22
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灰色猫
太陽を追いかけている今日もまた君を想って忘れるために
22
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灰色猫
あたたかい土の眠りにいたみたい成人式の蝶になるまで
19
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千映
重箱の袱紗吾の手でタペストリー高砂柄が和室で生きてる
10
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幸子
「汝放つ輝きは我が宝なり」友を称ふる心また宝
17
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夢士
かじかむ手冷えた体を温むる列車待つ身の駅の温麺
13
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夢士
福は内豆一握り大声で小声で三粒鬼さん外へ
13
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滝川昌之
胎内に戻ったように膝を抱き寒の寝床の温き明け方
27
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灰色猫
懸命に殻を破って生まれたの大人になって殻をかぶるの
22
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灰色猫
鬼はそと福はうちへと落花生炒って振りまく歳はさばよむ
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