詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
コーヤ
言の葉に込めた生命を紡ぎ詠む心の絆は繋がれていく
25
もっと見る
たけくらべ
秋の夜を憂ふ我が身の涙とて月のしずくと見れば見ゆらむ
23
もっと見る
灰色猫
海風に背中を押され揺れながら白亜紀からの香りにふれる
14
もっと見る
リクシアナ
白秋の紅葉にふかき朝霧の静寂をひとり行く木染月
27
もっと見る
リクシアナ
インフラを自称の過疎の路線バス14時終発途方にくれる
18
もっと見る
秋日好
鵯が軒の庇に雨宿り若きふたりのキスを邪魔して
16
もっと見る
矢車菊
ヒヨドリがのきのひさしに雨宿り 子らを呼びきて名づけてやりぬ
20
もっと見る
詠み人知らず
すべり台に落葉一片残しをり子等のひびきも去りて秋の暮
15
もっと見る
美津村
配膳棚に並ぶ患者食いづれにも季節はずれのイチゴがありぬ
9
もっと見る
美津村
飲み残しし薬包ふたつ編みかけの毛糸とコタツの上に置かれゐき
12
もっと見る
美津村
入院して母の居なくなりし部屋鉢の小菊が咲き揃ひたり
12
もっと見る
美津村
木枯しに冷えくる夜更け入院を決めたる母の目醒めゐるらし
11
もっと見る
たけくらべ
現そみの人にはあらぬ秋月を友とし戯るる夜は更けにけり
18
もっと見る
灰色猫
命令を失い彷徨うロボットが人を夢見て恋を夢見て
19
もっと見る
灰色猫
雪山に恋をしたのさ吹きすさぶ嵐に消えたあいつとピッケル
18
もっと見る
灰色猫
曇天の野路に一輪忘らるる太陽としての曼珠沙華
24
もっと見る
リクシアナ
秋浜の波のすさびに削らるる貝殻幽けし砂となりゆく
27
もっと見る
コーヤ
皿盛は紅葉野山の彩りで深まる秋を食で味わう
17
もっと見る
桐生賄
裏庭に ニョキと顔出す キノコ達 松茸なら・・と こっそり処分
24
もっと見る
灰色猫
致死量に至る恋路を患って互いの血と血で温めあった
21
もっと見る
[1]
<<
239
|
240
|
241
|
242
|
243
|
244
|
245
|
246
|
247
|
248
|
249
>>
[339]