けらのお気に入りの歌一覧
ヒカル
満開の 桜の下の 散歩道 「僕らもだよ!」と たんぽぽが言う
3
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鍬乃呑
甘えとは手前勝手に期待して破れて怒る一人相撲だ
8
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雪柊
春雨に 散らぬ桜の美しく散った桜の尚美しく
23
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野々花
好きですと言えない花が風の中あなた想って涙を溢す
12
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縫
靴の底しみこむ雨がゆっくりとしずむ私を宙に浮かべる
10
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もり
教室の一人ひとつの机からまず孤独知る六歳の姪
16
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縫
流れだす 隙間はいつも 同じ雨 かなしい歌に かなしい涙
7
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もなこもち
天候によって上下す我が心 雨の日ならばそっとしといて
11
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赤俊雄
ゆびさきが白くなるほど握りしめ拳のなかに牢獄を隠す
7
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赤俊雄
ささやかな無茶をしたくて全開に窓をひらいて夜を浴びる夜
15
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水無月
満開の桜の下に漕ぎ出せば櫓の跡描く花びらの海
7
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己利善慮鬼
雨止んで蕾の中の怪物が初めて空を眺めた朝は
2
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雪柊
「チッコがね 出るかなあって思ったの」やったね彩水!親馬鹿炸裂
16
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つつむ
「青春」は結局わからないけれど苦いよきっとフキノトウに似て
5
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千映
絹の雨渇いたこころ潤して知らん顔して立ち去ってゆく
18
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速魚
散りたいのあなたの肩にふんわりと 桜のように 悪夢のように
17
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沙久
ナイフ入れスッと自分を切り開く まだ出ぬ萌芽のあることを知る
15
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鰹鯨
風に乗り飛びたいはずだ 日曜日 風が止んでて遠くは行けない
6
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朔夜
それぞれのスマホだまつて見せ合つて笑ふ君らのコミュニケーション
6
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村上 喬
春風が揺らしてるのは桜花一つでないと知る帰り道
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