くららのお気に入りの歌一覧
恣翁
未だ蒼き 野分きに散りし銀杏葉を 掃ければ 秋の薫り立ちけり
27
もっと見る
麻
朽ちぬべき君がおもかげ恋ふる夜は夢のうちにも時雨ふるなり
24
もっと見る
リクシアナ
桃色の秋明菊に蜜蜂の羽音さびしき秋の曇り日
25
もっと見る
リクシアナ
ささ風のうす紫の孔雀草心もとなく糸蜻蛉とぶ
22
もっと見る
リクシアナ
あかき穂の尾花に母の面影か喉軋ませてキタキツネ鳴く
21
もっと見る
リクシアナ
徒花を知るや知らずや十月の苺畑に白い花咲く
23
もっと見る
矢車菊
かえでの葉拾えば思うあれきりになってしまった文通のこと
19
もっと見る
へし切
秋の陽はつるべ落としに暮れかかり火点し頃は なほ 侘びしかり
27
もっと見る
リクシアナ
秋鷹の風乗りあそぶ天気雨ゆきの兆しか銀の虹さす
23
もっと見る
たけくらべ
たそがれに家路を急ぐ足を停む釣瓶落としの夕陽なりけり
16
もっと見る
たけくらべ
ひさかたの光さやけき月あらばひとりの杯もすすむ秋の夜
23
もっと見る
へし切
ゆふつづの夕べの街は侘びしかりひとり見上ぐる星影ひとつ
23
もっと見る
たけくらべ
水澄みて空澄みわたる秋の日にもみぢ狩る吾の心澄みけり
20
もっと見る
リクシアナ
真白なる夜明けの湖に落鮒の水影ふれて夢に微睡む
25
もっと見る
コーヤ
黄金に染まるアカシア並木道暮れゆく闇も明るく光る
22
もっと見る
たけくらべ
東雲を待つ夜の果てのうたた寢に名殘の月を夢に見しかも
22
もっと見る
夢士
秋あかね追ひて野の原駆け巡りひっつきむしの勲章付けて
18
もっと見る
たけくらべ
わかれ路の心にきざむ雲のゐろ今日を限りの秋にあらねど
19
もっと見る
千映
茹で栗を見向きもしない婆二人爺が一人で格闘してる
15
もっと見る
へし切
なけやなけ 秋の夜ながの草雲雀 ひとり臥す身の 吾 侘しめて
27
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[44]