くららのお気に入りの歌一覧
へし切
盆の夜は 妹が添い寝の夢枕 この世あの世の 恋路をかよふ
31
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たけくらべ
吹く風に秋の気配を忍ばせるツクツクボウシ鳴きそむる杜
18
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へし切
流れ星夜空に探し願い事ただただ祈る孫子の幸を
28
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ながさき
「この世から 悲惨の二字を 無くしたい」 先師の言葉 吾等の祈り
19
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千映
書き取りの埋まらぬところ辞書をひく母のやる気に目で拍手する
18
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コーヤ
小花咲く 萩の小枝に お客様 吸蜜楽しむ みつばち二匹
19
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リクシアナ
銀色の指環のうらに刻まれた指に揺らめく恋ものがたり
25
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恣翁
楊 昼の暑さに 巻きし葉を垂らし 夕べに 一息吐けり
17
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詠み人知らず
人は何故できぬ約束するのだろう叶わぬ夢を語るが如く
21
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夢士
止むことを惜しむがごとく蝉の声明日は何処でその声を聞く
14
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たけくらべ
秋立ちてしず心なく慕ふらむ天つ空まで君が行方を
19
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へし切
うたたねの夏の昼臥し蝉しぐれ梢のこゑに夢覚ましけり
23
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へし切
手に慣らす夏の扇も忘られて涼しき風に秋立つをしる
29
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へし切
風になる小鈴のひびき涼やかに身にさへさむる夏のうたた寝
25
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たけくらべ
往く夏に悔ひの無きやと身に問はばカナカナカナとひぐらしの鳴く
22
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麻
捨て難き昔の文を紐解けばあざやかなりし夏の押し花
28
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たけくらべ
乳飲み子の笑みに心を奪われて幸多かれと祈る夕暮れ
19
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たけくらべ
我が道をしずとして行く山寺の苔生す先に空青々と
20
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河のほとり
思ふことむなしからずや白雲の夢と消えては空の澄みゆく
16
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へし切
青空のわき立つ雲にきそふかなつる枝伸びゆく朝顔の花
26
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