みどりのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
六面の窓に差し込む光あり ならばアクセル 踏み続けよう
15
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詠み人知らず
夕食の下ごしらえの水仕事 かあさんのこと 思い出してる
14
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灰色猫
柔らかく 触れたつもりが 消えさった わたしが微熱を 帯びたあまりに
28
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林林
少しずつ夢をかたちにしてゆこう木の枝が芽吹く支度している
21
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林林
作り方娘に教わる注連縄の藁にまみれて故郷匂う
18
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林林
朗々と実家の窓から父の歌ひとりに慣れたかそれとも逆か
21
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ゆりこ
東京に行くってだけで胸弾むわたしやっぱり田舎者です
13
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ゆりこ
コマさんの真似かと思えば地の訛り お爺と孫がずらずらと言う
11
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ゆりこ
憧れた岡崎京子が描く都会 だけどやっぱり故郷が好きだ
9
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コーヤ
言の葉を重ね重ねて着た道をともに辿らん希望の道を
13
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コーヤ
初春の海の朝陽を仰ぎたく草むらのみち自転車をこぐ
17
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コーヤ
寒い中海の彼方に陽が昇り輝く朝陽に心温みて
14
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詠み人知らず
似合わない反省しつつ杯重ね 洗濯の音 金曜の夜
11
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詠み人知らず
壁沿いに整列してる紅の花 名は知らねども 山茶花とする
20
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灰色猫
一匹の 蛍であった わたくしを あなたは優しく 包んでくれたね
26
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ゆりこ
飛行機の小さな窓は額縁で大空駆ける美術館だね
12
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コーヤ
暖かき正月迎え雀らや軒先の南天の実つつき食らへり
15
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へし切
歯を病みて噛むこと難し ほそる食 身の衰へばこころも萎える
21
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へし切
風の音を守り歌にしてひとり寝の褥にふせば身は夢の中
25
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恣翁
白蓮の蕊に似たるか 山々の雪を被ぎて 初日出でけり
21
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