みどりのお気に入りの歌一覧
へし切
朝目覚め今日の運勢確かめて 良しと!一言 僕のルーティーン
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へし切
名のみにも春の陽気にさそはれて散髪すれば襟足寒し
35
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たけくらべ
人々は渡る世間の鬼達に見ざる言わざる聞かざるが常
11
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たけくらべ
風雪に耐えに耐えたる地蔵さま柔和な顔に皺ぞ刻みて
13
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恣翁
鵲の 林の上に架けし橋 渡り来らめや 月の音ならし
23
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恣翁
立ち上がり 上着の襟を正せしが ズボンの膝の無残に膨る
16
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恣翁
牡蠣食へば 金払ふなり 後輩が 「贔屓の店」と馳走になりつ
18
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ゆりこ
もう二度と逢えないような涙色 空は広がる青の果てまで
18
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ゆりこ
福寿草 菜花 蒲公英 向日葵も しあわせの花はみんな黄色
16
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ゆりこ
若葉萌ゆ 散らぬ希望を芽吹かせて無限の祈り彩ってゆけ
19
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ゆりこ
ひとしずく月欠けるたび疼く身を白く抱きしめ指濡らす窓
21
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真横
珈琲に金糸を一匙煌めかせ蜘蛛の糸にも似たりぷつりと
5
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真横
羊水の中で響いた歌声と共に歩みし日々に涙す
8
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真横
紅の靴で舞うのは雲の上陰ることなき月の明かりに
7
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真横
文字盤の上で怯えて座り込むかちこち進む針をせき止め
8
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詠み人知らず
血だらけの携帯電話なんじゃこれ 指を切ったか 夢を切ったか
11
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詠み人知らず
壁があり屋根があるのに冷えすぎる 建設中の 工場の便所
13
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詠み人知らず
不幸かと問われるならば肯定し 否定の種が 霧散してゆく
16
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詠み人知らず
先生が「廊下と老化は急ぐなと」 おもんないこと 言ってた記憶
18
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詠み人知らず
感傷と自己憐憫をひけらかし 分からない振り 自責の二文字
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