真横のお気に入りの歌一覧
芳立
なほ寒き風のもどれる川岸にひと筆ひくや菜の花のいろ
18
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なお
千ぐさなる 心ならひや 下がり端を 掻き遣りたまふ さや戸惑ひぬ
6
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葱りんと
べちゃべちゃに湿った重い雪なれど 明日は3月 許してあげよう
15
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へし切
義娘よりチョコをもらいし嬉しさに妻よ妬くなと墓前に供ふ
37
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コーヤ
花の香の移りにけりなにほいみつ愛でしうすもも梅桃桜
15
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西村 由佳里
まっすぐな道からそれて歩むのは春待ち顔の桜の小道
7
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林林
降り立ったホームに拍手と花束が車掌さん今日最終乗務
22
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只野ハル
止めどなく雲が千切れて落ちてくる地に降り積もる雲を踏み行く
14
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恣翁
シベリアの緩き起伏に 白樺の幹 蒼褪めて玻璃に似るかも
17
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秋日好
二度寝する夫起こして温もりを我がものとする小寒の朝
16
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へし切
枯れ果つる冬野は寂し生気なく墓標と建つる霜柱かな
20
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ヒカル
笑うこと 仕事すること 食べること 君と過ごした 道標として
3
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鹿目ゆい
「言わないで。言えば許してしまうから。俺はお前を恨んでいたい」
5
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詠み人知らず
僕が泣く長い悪夢に引きずられ 起こしてくれた 君にまた泣く
16
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へし切
風の音を守り歌にしてひとり寝の褥にふせば身は夢の中
25
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ヒカル
いつもなら ここで涙を 流すけど なんだか強く なってしまった
12
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桐生賄
寒いから 具が沢山の お鍋なり 煮込んだ白菜 甘味を増して
13
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美津村
階段を二段飛ばしに駆け上がる早く告げたしこのよろこびを
12
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みどり
歪む熱、涙に紛れそのままで今消えて行く無情に消える、
6
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只野ハル
ほろ酔いの一首も詠めず醒め行けばもう一缶を開けてみるかも
23
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