舶女チェルシーのお気に入りの歌一覧
葱りんと
保育園 迎えに行くのが 遅れても 空は明るく 夏至の夕暮れ
21
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絮谷新
空に開くこうもり傘に見る夢は海の岬の白いブラウス
41
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橙田千尋
シャンプーがしみないように閉じる目の固さで君の手握り歩く
5
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林林
「わからない」つぶやく少女の落とし物湖面に浮いてくるのだらうか
24
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沙久
逃避行 貴方としてみたかったけど 買った切符は 「大人一枚」で
18
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コーヤ
梅雨晴れてふわふわの羽合歓の花乙女の如く頬染め咲きて
17
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千映
志半ばで逝った人のように蕾で枯れる薔薇の寂しさ
23
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夏緒
もう全部どうでもいいね熟れきったトマトにやわく指は沈んで
8
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夏緒
鍵をみな失くした朝のこんなにもあっけらかんと青いあおぞら
5
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ユキ
お茶漬けの 山葵のような 陰口を 熱い番茶で 流しこむけど
2
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南美帆
通勤の途中ちらりと見える海広さ碧さに救われている
8
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へし切
老いらくの恋はおのれの胸の中 上手に夢をみるが恋かな
26
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海恵ふきる
夜を過ごすにはあまりに暗すぎるまつげの先に星を付けたい
5
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葱りんと
ホルモンと レバーは私のものだから チビチビ酒飲み 子供にゃカルビ
11
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たんぽぽすずめ。
あちこちで汗かきつつも人とほら笑えた日だし空が焼けてく
18
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野々花
母さんの形見の浴衣露草に少し早めの蛍がとまる
19
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沙久
「分厚いじゃん。何入ってるの?この財布」「果てない宇宙。」と言ってみようか
14
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月虹
星空が静かに朝焼けへと変わる夢はいつしか奇跡のとなり
61
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みなま
花びらを一枚いちまい拾う子を急かさぬ母の背中やさしき
18
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林林
ギリギリのところでみんな生きている危うき積木崩れぬように
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