ほたるのお気に入りの歌一覧
竜胆
荒草の如く忍ぶる私こそ イイ女だと勘違ひしき
4
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只野ハル
腐らないリンゴの秋に実る日は枯れた涙の乾いた後に
3
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只野ハル
それぞれの木々それぞれに伸びゆきて寄り添い集い森の茂れば
2
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只野ハル
日付超え埋めきれぬまま納まらぬ心の負圧に囚われている
4
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ケンイチ
カーテンの隙より漏れる陰鬱を背越しに朝の珈琲を飲む
7
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悠々
ニンゲンハミンナ淋シイ生キ物デモウヒトリノ自分サガシテルノサ
14
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只野ハル
レースのカーテンガラス網戸曇り空何重にも閉じ込められ
3
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きりあ
書評書き冷静さを養っていく枡野さんのくじけなを読んで
5
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螢子
嫉妬とふ花言葉持つ黄薔薇を君に送らう父の日として
8
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螢子
人の世に二人出逢ひし水無月の夜を思へば何時か歸らん
8
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浅草大将
人ふたり身を寄せいつも睦みつつな泣きそ妬けば心遠けれ
9
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ケンイチ
葡萄酒の赤紫に夜を透かし時には君を思いだしてる
14
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まるたまる
ささくれた君の心がかわいそう傷が治ればまた飛べるのに
6
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沙羅
おおらかに女の性を詠めるひとガサッとさらっていってしまった
28
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ケンイチ
うら若き風薫るみち薄れゆくわが魂の哀しみ覚ゆ
9
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在原紀之
空ならず水面に映る鏡像の月も美麗な夏の夜半かな
10
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ケンイチ
ゆるり沖へひとつのいのち放たれて漂う水面陽の高きかな
10
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芳立
日の丸を掲ぐる人を受け容れず芯も義もなきデモ隊の行く
11
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まるたまる
ガラス越し暗闇に聴くノクターン葉を打つ雨の悩ましきかな
18
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螢子
キャンパスを歩けばウキウキ学生になりきり食べる学食ランチ
8
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