竹本未來のお気に入りの歌一覧
村木美月
恋ならば恋だと言ってちがうならこの胸に刺して最後のとどめ
17
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詩月恵
恋をして歌を忘れたカナリアはあなたを詠うことを覚えた
14
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まるたまる
微風すら痛みに感ずる歌人の心は薔薇の棘でも死ぬる
14
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村木美月
王子でもろくでなしでも同じこと恋でなければ目覚められない
23
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只野ハル
ひとりごと表示する液晶を付けて無人の街を歩いている
4
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只野ハル
アンテナを外した屋根でありがとうさよならアナロ熊と言ってみた
5
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只野ハル
なんで昨日はあんなにつまらなかったんだ、日付が変わって呟いた
4
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きりあ
あれはことのはを通り越した幻想海のむこうに消えた虹だ
8
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山本克夫
これはいつもの街ではなく詩のように残された金木犀の匂い
8
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山本克夫
かたむいた鉄塔をいつくしむような十月の夕暮れのオレンジ
6
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きりあ
おじいさん懐中電灯持ったかい散歩はいつも花の真夜中
5
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只野ハル
印象に残る経験はひとりの時のが多いと思い出して
3
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じゆん
メロスよりポップキュートに軽快に いっしょけんめい犬は走った
6
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たんぽぽすずめ。
泣く時にアクアマリンは澄んだ目でじっと見るから傷を付けたい
8
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浅草大将
秋の夜は姫の斑たち捕らえして三毛に別るるよこしまの野良
8
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ほたる
躊躇なく最終電車のドア閉じて 現実世界に拉致されるわたし
6
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田中ましろ
呼吸するように短歌を詠んでいたから忙殺の日々が苦しい
15
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鹿男あほでよし
しなくても死なない仕事ばかりするクモがクモの巣作る間に
2
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詠み人知らず
堕ち崩れ火の粉で描く我が恋の終わりを告げる 柘榴壊れる
5
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詠み人知らず
紫の粒々たどって愛でるうち銀河の星へと帰った式部
8
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