竹本未來のお気に入りの歌一覧
螢子
見えぬ糸に吊られているや桜紅葉くるくるくると宙廻りをり
8
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浅草大将
夜もすがら燃えもつくしの有明になほも消ゆるをしらぬ火の恋
9
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鹿男あほでよし
課長にも卒業したい今があり尾崎豊は歌われている
19
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葉月きらら☆
あの人の白髪が増えてゆくたびに愛しく想う恋は盲目
16
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詠み人知らず
古書街より連れ帰ってきた詩集から知らない誰かの痛み受け継ぐ
28
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ななひと
手から脳がにょろにょろ伸びる。蒼白な青年である。踏切が切断する頭である。
6
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只野ハル
青く澄んだ硫酸銅の結晶に毒性がある白薔薇を買う
5
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詩月恵
ラ・フランス香りに惹かれ近づけばつかまえられず転がった 好き
6
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じゆん
ぞんざいなふたりでいよう大切にしすぎて腐るプリンの悲劇
6
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詠み人知らず
アイリッシュの聖夜の酒場で砂糖色の顔した君が、ねぇ煙草なぁい?
4
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山本克夫
みたくないものはすべてかき消してくれる新月の夜は僕にやさしい
5
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きりあ
鈍色の空より落ちる六弁の花よおまえは何が悲しい
59
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でくのぼう
秋惜しみ紅葉の下の酒盛りは人は人とし朱音に染まり
15
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海月琉珠
「はじめての」「早わかり」とかばっかりでその先は無い君の本棚
14
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みづ子
キスで目覚めたお姫さまいたけれど私はそれで眠りにつくの
12
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那珂由比
海だとか波だとか甘い恋だとか、なにそのポカリみたいな夏は
24
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御崎 耕
枯れた海もう沈まない船にある六分儀にも星の光を
24
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キタハラ
しあわせを誇示するように隣家からただよってくるカレーの匂い
15
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神谷あを
キラキラと無数の傷を光らせて海よ涙の水瓶となれ
6
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キタハラ
あやとりをひっぱる指のやさしさがあれば世界はまるくおさまる
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