喜のお気に入りの歌一覧
林林
搾りきる柚子を刻みて砂糖混ぜお湯を沸かしてあの人を待つ
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桐生賄
あの人は 今日も元気でいるだろか 流れる雲よ 気持ち伝えて
10
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コーヤ
家康もこの地に立ちて眺めたり仰ぐ富士山変わらぬ姿
11
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詠み人知らず
思い出ることの多しよリハビリにはげみし母の日記をめくる
10
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詠み人知らず
ゆく母の黄泉路とぼせよ 花壇の 百合の白さを棺におさむ
13
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詠み人知らず
見たところ父の遺影があるばかり 然るに聞こえ お前はあほか
9
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詠み人知らず
お互いにずっと子供で老いないで やんちゃでいけず 貫きましょう
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へし切
澄みわたる青空のもと山茶花は色鮮やかに咲きしきるかな
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林林
もう一回もう一回とわが背跳ぶ子は天までの跳び箱とびたぃ
19
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風船人
「かわらないね」同じ言葉を交し合う三十年前同門の二人
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風船人
開け放し家中掃除ふとん干し午後はゆったり茶の湯の稽古
6
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さゆ
墮ちたけどここまでずつと生きてきた自分をほめて明日も生きやう
9
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コーヤ
夫 言う「やっぱり家は美味しいな」料理作るも張り合いが出て
19
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本能寺
流れ行く 時間よ止まれこのままで モカの香りときみの横顔
18
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うめ
あの夏の確かにあった熱おもう穏やかな陽が満たす冬庭
10
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風船人
生き逝きて六道廻る我ならんそれでもよしと経本捲る
5
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和草
ただともに過ごすことを許された 音を空気を光をともに
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ながさき
「人々を 敬うこと」が 究極の 仏の教え 本懐なり、と
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しーぷ。
肩車 父より高く 空仰ぐ 今は空より 高い父を想う
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灰色猫
昆布出汁で あっさり炊いた 湯豆腐の 滋味染み渡る 師走の夕げ
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