桐生賄のお気に入りの歌一覧
葱りんと
幸せな 生活なんて 簡単に 言える生き方 誰もしてない
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葱りんと
どの口で 人生訓の 歌詠むよ 偽善が匂う 鼻へし折れよ
11
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滝川昌之
愛犬を偲ぶお歌に涙して思いはリードで友とつながる
24
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夢士
青空を仰ぎて走る芝草のピッチに落とす古稀の汗かな
26
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石川順一
でかい蚊がタオルケットの上で死ぬ我が目の悪魔ここに墜落
14
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藤久崇
石を裂く 花が太刀持つ 毛蕊花 種もぞたかき 野辺の長かな
21
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灰色猫
恋知らぬ雌鶏だちはひたすらに無精の卵を生産しをり
20
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灰色猫
沢山の本に囲まれ育つ子はいつか宇宙へゆくのでしょうね
22
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灰色猫
恵まれた国家に生まれ恵まれた教育を受け死ねるということ
18
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灰色猫
砂浜に打ち上げられし廃船の方位磁針はいまでも海を
26
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灰色猫
ほの甘く果汁滴る梨の実を食めば真夏の追憶の海
27
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詠み人知らず
夕されば 風生温く 鈍色の 遠き雲間に 驟雨見えけり
20
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詠み人知らず
垂直に黒い鍔立て 顔覆うバイザー帽で 戦隊戦士か
11
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詠み人知らず
強き日射しに草むしり 汗零すデコに 手ぬぐい捻りて巻きけむ
12
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詠み人知らず
教官に坂道発進褒められて ドライブ気分の路上教習
22
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詠み人知らず
唇を微かに辿る指先に 吐息震ひて小さく噛めり
15
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新座の迷い人
我が植えし トマト実をつけ 待ちきれず 早く熟れぬか 食べさせたくて
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まあさ
どことなく 下弦の月も 所在なげ 梅雨晴れ続く 六月の空
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inosann
留まらぬ 娘夫婦の口論を「アハハ」と笑う義母の記憶は
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滝川昌之
梅雨晴れにランチで涼をとる人のカラカラカランと薄まるグラス
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