雲のジュウザのお気に入りの歌一覧
笑能子
常の事離れてどっと気の緩む要らぬ肩肘多し少なし
3
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粕春大君
天高し行き交ふ風は秋萩の花散らすてふ珠の白露
19
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粕春大君
天つ雁しばし待たなむ杯にやをらあらはる山の端の月
28
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粕春大君
秋ふけてすずろにかなしわが袖に時雨のこれるもみぢ葉の露
29
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粕春大君
踏む霜にたたずみ歩くさを鹿の妻よぶこゑに夜ぞふけにける
17
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粕春大君
冬枯れの野におく霜にひさかたの天つしるしと照る月夜かな
22
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弦跳
うたのわにコメント欄の付くを見て 酷評されて飛び起きて夢
7
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ぷよよん
蜘蛛の絲あなたのすべてからめとり今宵ふたりでおちるか地獄
22
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弦跳
遠からん者は音にも聞けぞとや 架空の死命に涙す我に
3
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弦跳
一雫の糊で合はせし封筒のごと 開けば破るる我が心かな
3
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弦跳
願はくば潮滿珠を得てしがな 泪の海に我も沈まん
7
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弦跳
我と來てまた去り行くか寒月よ 今日といふ日は二度とあらじを
6
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弦跳
好を避け笑に怯え快に泣く 優に苦しみ悦に慄く
4
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ぷよよん
穏やかな鏡面のごとみずうみも湖底に宿す名もなき魔物
3
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浅草大将
血が水に変はる奇蹟のもしあらば黄泉に流さむ浮草の父
9
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宇津之宮
晩秋の 稻刈り終へし 田の中に 足折れ手折れ 案山子ぞかなし
5
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宇津之宮
愛犬の 仇と人を 刺すならば いつそ殉死の みち選ぶべし
3
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宇津之宮
近頃は つとに見かけぬ 霜燒け子 あの痛痒さ 今は懷かしき
1
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宇津之宮
都會にて 姙婦となりし 愛孃を 見舞ふ母親の 訛り優しき
7
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宇津之宮
侵掠か 自衞か亞細亞 解放か 多くの人の 死のみ眞實
3
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