雲のジュウザのお気に入りの歌一覧
山本克夫
冬眠をするべきなのだ ねがわくばこの冬かぎりはムーミンとなれ
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山本克夫
波田陽区が健在ならばいまごろは 派遣斬りぃぃぃぃぃ って叫んだろうね残念
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山本克夫
どうでもいい思い出をいっさいがっさい捨てるにもゴミ袋は有料
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山本克夫
夕刻のスーパーの生鮮売り場にてぶなしめじ手招きする頃
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山本克夫
あきらめた羽根をたたんで路地裏に秘密組織への扉をさがす
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山本克夫
うつむゐてあるゐてゐたら 雨上がり 虹の見方を忘れちまつた
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山本克夫
ほがらかにキューピーちゃんマヨネーズ垂らすご飯に微かなママの匂ひ
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山本克夫
こいびとは千夜をかたるらくえんの鉄条網にかこまれながら
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山本克夫
何も見えないふりを装って また いったい何が見たいと言うのだ
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山本克夫
強風にふきとばされる真実をあわてて掴む 掴みそこねる
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山本克夫
憎しみはまいあがれ風に連れられて誰もとどかないところまで飛べ
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山本克夫
ガザ千二百人の数にかき消される とある日のアフガン三人の数
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山本克夫
とまったらしんでしまう魚のような観念においたてられて はしる
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山本克夫
沢山の犠牲を強いて奪取する荒れ果てた丘の上に建てる図書館
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山本克夫
盲爆とうずきはじめたこころをだいてなぜ未来へと歩みはじめた
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山本克夫
もう何もきこえない土砂降りのなかに唇がさよならのかたちをつくる
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南 葦太
失礼な サボってるんじゃありません日光消毒してるだけです
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南 葦太
幸福であるなら別に王子ではなくともいいさ 燕のように
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南 葦太
乾燥と飢餓と怠惰と利便性 丼に棲む混沌に湯を
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南 葦太
同窓会通知案内で見つける住所不明の初恋の人
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