雲のジュウザのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
届けたい 手紙に書いた この想い 言葉以上に あなたのもとに
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猿
年の瀬にほころぶ笑顔みつめしは伸びる寿命のありがたきかな
10
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佐千加
初春の陽だまりの中光ってる セミの抜け殻 夏の思い出
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佐千加
玄関を一歩も出ないそんな日があってもいいよ明日は来るよ
3
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佐千加
いつまでも変わらぬ故郷の風景よ変わる私を責めはしないで
14
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うりぺい
竝び立ち凪ぎたる稻に降りつるは夕日に沈む鷺の陰かな
8
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詠み人知らず
聖書の正しき光すさまじき刃となりてわれを切り裂く
3
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詠み人知らず
人の妻となりにし君よ花のごとわれの前にてなぜに微笑む
11
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山本克夫
このままでよかった愛されること望んだばかりにふりやまぬ雪がつめたい
3
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山本克夫
ていかうは透明な理由きらきらとすぎゆくやうにしよふねんであり
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山本克夫
ばらばらにとびちつた感情のために吸引力の衰へない掃除機を
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山本克夫
かそくするでんしゃにもまけないとおもえた全力で疾駆する少年
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山本克夫
こわれないこころをもった人達がこわれたこころで殺しあってる
1
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山本克夫
雨から雪にかわる静けさに ああ 耳をすまして動けず
1
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山本克夫
争いをなくすにはどうすればの問いに白紙のままの解答用紙
1
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若鮫
待つ人の聲へ近づくかへりみち近づくほどに鼓動高鳴る
11
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文月郁葉
よのなかは私をおいてきぼりのまま回り続けるメリーゴーラウンド
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文月郁葉
捕まえてごらん 今宵はきみが鬼 下駄によろめき身をよじらせる
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文月郁葉
お神輿のように上下に揺らされて果てたい 秘密の罪ほど甘い
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文月郁葉
錆びついた鍵だけここに残されて開かぬままに離れゆくひと
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