雲のジュウザのお気に入りの歌一覧
宇津之宮
わが街の 高齢化率 高くして 児童公園 遊ぶものなし
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宇津之宮
この時も 空爆續ける 國有るを しばし思へや 初詣の人
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夜老猫
街路灯 届かない路地 目を閉じる まぶたのしずく 零れないよう
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夜老猫
鳥の声 聞こえて目覚めたはずだった 心の闇に陽は昇らない
7
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笑能子
市角に年賀の札のまだ残りやがては琴の音とともに去り
3
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ぷよよん
ひとり寝は地表をふさぐこの雪をとかすほどにはぬくもりもなく
4
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ぷよよん
さくらんぼ 結び目くるってできるもん おすましやめて試してみようよ
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浅草大将
女男契りせむと弐坏罐詰むる火酒賜ひて宜らさく良しや
3
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浅草大将
常しへに秋にしありや竜田川凍る水面に紅葉とどめて
5
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浅草大将
その種も人の心と鳴神の脳髄に移すよろづ言の葉
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浅草大将
枯れてなほ色優るとも言の葉は花ありてこそ実をや結ばめ
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浅草大将
おし照るや月さへ凍る難波江の葦間に舟の行くかたもなし
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ぷよよん
臍の緒をゆわれし時から抱えもつ にくき尊き卵といふもの
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山本克夫
レレレのをぢさん掃ゐてもはゐても終はりなき銀杏並木が黄色の輪廻
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山本克夫
いつまでも降らない雨をまちわびて枯れそうになるにんげんなのに
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山本克夫
午後四時の影の長さにしんしんとちかづく冬の姿がみえた
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山本克夫
そういえば去年はふたりで掃除した小さい部屋がとても大きい
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山本克夫
もういっさいがっさい拭き取って真っ白な日々に赦されるなら
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山本克夫
海からの風がいくばくかの哀しみを吹き上げるような夕暮はガザ
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詠み人知らず
この時を 同じ時間を 共有し いつか出会える 君に乾杯
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