さるのお気に入りの歌一覧
モニカ
街路樹のななかまどの実は風に搖れ白き歩道に模樣つけたり
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まるたまる
思い出のない恋ばかりしているの忘れる事がひとつのルール
11
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まるたまる
酔いつぶれ道端で寝てみたいもの記憶を無くす程に飲みたし
4
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ふきのとう
田に見える水さえ凍る寒き朝白い息吐き駅へと急ぐ
13
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まるたまる
公園の樹々は袋を掛けられて整然と立つトルソーのよう
5
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ふきのとう
薄明かり君の寝息の聞こえくる一人じゃないと安堵するとき
17
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まるたまる
こんなにも綺麗に夜が明けるなら永遠とかも見えそうなのに
13
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卯月
春が来てつい口ずさむひむがしの野に陽炎も出ているでしょう
3
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あき
ひとつずつなにが欲しいか言ってみて最後はぜんぶあげるんだから
18
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まるたまる
マカロンを並べ転がし並べ変え浅い眠気の訪れし時
7
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詠み人知らず
大好きな師に迷惑をかけしこと申し訳なくひとばん眠れず
5
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まるたまる
気がつけば近づき過ぎている独楽はぶつかりそうに周り続ける
10
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ふきのとう
娘から小遣いもらい嬉々とする夫の横顔初老となりぬ
16
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ふきのとう
客用の茶碗片付け正月に別れを告げて日常に戻りぬ
14
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詠み人知らず
まっさらな寒さが昨年の哀しみを連れ去ってゆく美しい朝
10
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螢子
ちっちっちっちーんと針は重なって去年が今年と変はる瞬間
4
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まるたまる
訪ね行く親類もなき身なれども餅など焼けば正月ぞ来る
11
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詠み人知らず
学校で子供と作ったしめ飾りに万両飾り初春を祝う
6
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ふきのとう
輝ける初春の空仰ぎ見て我の行く道照らし給えと
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ふきのとう
新雪に朝日照らせば宝石を散りばめたごと煌めきみせる
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