さるのお気に入りの歌一覧
ふきのとう
天災の多きこの年ふり返り平穏祈り餅を丸める
13
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まるたまる
幸せは人に言わない方がいい薄倖ぐらいで美徳なジャポン
7
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詠み人知らず
短調な今年の恋のメロディを奏でてくれるおもちゃのピアノ
12
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詠み人知らず
吐く息の白さが天に昇ってくついでに憂き夜もさらっていって
9
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まるたまる
寒いねと君の背中に言ってみた(手を繋げる)に賭ける12月
10
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まがね
バス停の椅子に足かけマドロスなポーズ決めてるジャージの少年
3
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詠み人知らず
もちつきに招かれ菜もち頬張りぬ幼き頃のふと目に浮かぶ
7
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モニカ
ふさぎこむ貴方を笑顔にしたいから朝まで聞いた恋の相談
7
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モニカ
そういえば貴方の好きなぶり照りは私の得意料理ですけど
9
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まがね
生まれたての雪が迷わないようにこっちにおいでと明かりを灯す
10
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モニカ
初雪を見つけた景色に君がゐた忘れられない冬の始まり
14
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まるたまる
たちまちに獣臭さを鎮めたるローリエ二枚赤きシチューに
3
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まがね
いたずらな双子が投げる星つぶて一つくらいは打ち返してやるっ
9
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詠み人知らず
教員の文芸雑誌に載せられし最後の短歌にふと涙する
7
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モニカ
君の背に花びらのような雪時雨ふわり落ちては静かに消えゆく
17
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ふきのとう
金色に光る三日月眺むれば女人の涙秘めたるほどに
14
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まるたまる
沈黙はどんな意味にも受け取れる君はいつものポーカーフェイス
14
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ほたる
いつになくあなたの窓の幸せを静かに嫉妬している聖夜
13
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恣翁
格子戸の奧の 茶室に 干涸らびし 厚き苔置く 庇ぞ見ゆる
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まがね
一夜でも君がいないと淋しくて夜空引っかき爪跡みせる
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