呉竹の憂き節のお気に入りの歌一覧
芳立
憂き世こそ光ありけれさみだれにあまたの傘の花は彩る
10
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光源氏
さなきだに雨の夕べのかなしきにそぞろ寂しき化野の里
23
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へし切
思ひ出づ山ほととぎす汝が鳴けば帰らぬ人の恋しかりけり
31
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河のほとり
古の立ちかへらざる理も忘られて聞く時鳥かな
14
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水中あやめ
橘のひともとゆゑにみな人はおのがおのがの夏の夜の夢
12
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水中あやめ
寝覚してなほ星明かしほととぎす見果てぬ夢のたよりともせむ
13
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野吹
秋篠のみ寺の仏にあふ今日は君がゆくすゑ千代を祈りて
15
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河のほとり
窓に夜はしづかに更けてほととぎすけふはいづこの里に鳴くらむ
16
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光源氏
後に見む名残の夜のほととぎす旅ぞ悲しき淀の川舟
19
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河のほとり
闇とのみ思ひ侘びても身を捨てておなじ心の蛍とぞなる
22
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光源氏
微かなるひかりを灯す姫螢同じ心と頼るはかなさ
18
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麻
あさぼらけ八重の川霧はるる間のほどろほどろに燃ゆる蛍火
24
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水中あやめ
浮舟のたゆたひ居れば知らぬ間に頼みし月もよその山の端
14
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たけくらべ
戀ひわぶる心の色もつゆ知らず雨の降る夜の人ぞつれなき
19
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麻
にはたづみ川の流れは別るとも久しく架けよ相生の橋
15
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たけくらべ
梅雨めきて憂き世を嘆く我が身をば慰むるかな紫陽花の咲く
20
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浅草大将
見てもいよ異国にむごさ怖く泣く身にさは詠むに無視耳病みに
9
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河のほとり
世をいとふ深き峰にも慰まむわれを悲しむ君がなみだに
14
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麻
いつはりの糸を紡ぎし跡とひてもとの衣の影ぞゆかしき
19
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光源氏
いつしかと思ひわづらふすさびごとさみだれ濡るるしづのをだまき
15
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