呉竹の憂き節のお気に入りの歌一覧
へし切
流れ星夜空に探し願い事ただただ祈る孫子の幸を
28
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河のほとり
思ふことむなしからずや白雲の夢と消えては空の澄みゆく
16
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浅草大将
うつせみの代にあら浪を分きてゆくむなしき舟の道も護らむ
11
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芳立
ひさかたの雲居のゆくへたづぬれば民草に吹く風を問ひます
10
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へし切
手に慣らす夏の扇も忘られて涼しき風に秋立つをしる
29
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水中あやめ
くもれかし思へば悲しかの人は今宵の月を誰と見るらむ
12
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萱斎院
なきはてて土にまろぶる空蝉の 身の寂しさや朱の月出づ
10
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麻
道の果てまどひ来ぬればつくつくと秋を知りたる法師蝉なく
25
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河のほとり
人の世のかなしきこともへだてましわれ大空の風となりせば
16
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へし切
暮れかかりすずしき風をさきだてて俄かに曇る夕立の空
29
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麻
白波の絶えて静けき夕凪に鈴の音をなく氷水かな
17
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萱斎院
跡たえて心も留めぬ藪はらに たゆたふてふの思ひ知らずや
17
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麻
蝉しぐれ忙しき木々の絶え間よりまだき行き交ふ秋雲のそら
20
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河のほとり
行く船の果てはいづこと白波の跡ものこらぬ海のかなしさ
16
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浅草大将
ひと方とありてありませあら人に神の御影をうつせみの君
7
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萱斎院
きみ去りし小夜ふけゆけば夕顔の ひらく音だにほの聞こゆらむ
9
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萱斎院
ゐむと言ふも去ぬときあるを去むと言ふを ゐむとは期さじ去むと言ふものを
6
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萱斎院
きみ去にし深山しづけきわが庵に ほととぎすだにこよひ鳴かなむ
6
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へし切
我がためは摘むかひもなし忘れ草こころに枯れぬ妹が面影
26
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麻
うつせみの身はいたづらに物の怪のかりに彷徨ふ夏のはかなさ
22
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