呉竹の憂き節のお気に入りの歌一覧
麻
ふるさとのむなしき風も色あせてなほこそ匂へ白雪の花
31
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麻
もみぢ葉のしぐるる糸を竜田川流れながらに乱れそめにき
27
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なかしぃ卿
ひらひらと見たこともなきアフリカの砂漠に降れり初めての雪
3
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萱斎院
かの頃と言ひしちぎりも忘られて 積もりつる葉に初雪ぞふる
3
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へし切
面影に見えてふと消え憂き世川 夢の浮橋 吾まどひにき
27
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恣翁
初雪や 松の上枝に煌きて 空の青さを ひときは増しぬ
5
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麻
枯れ枝に花を咲かせる白雪の冬のこころはいかに散るらむ
5
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たけくらべ
古寺のもみぢ散り敷くきざはしを上る我身に秋は暮れなむ
28
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へし切
茜さす照れる月夜に桜樹は紅葉つ木の葉の花にまされり
27
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麻
かきくらす深山の末葉散るほどに霧もほのかに紅葉つ木漏れ日
25
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萱斎院
吹きむすぶ露のうつりのはかなさに 手枕冷ゆる秋の夜の夢
9
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へし切
雲隠るいさよふ月を立ち待ちにひとりある身の寝ねがてにする
25
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萱斎院
秋の庭からくれなゐに装へども 訪ふひともなく松虫ぞ鳴く
8
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麻
八雲立つ出雲の山路ふみ行けば言の葉の色なほかぎりなし
28
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麻
ちはやぶる神は稲佐の浜辺より海人のたく火か夜を照らしたり
29
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たけくらべ
霜月の雨の別れを悔やまずも逢はでやむとは思はざりしを
26
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萱斎院
待ちわびてまろぶうたたね目ざむれば 時雨に濡るるよはの月影
10
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河のほとり
心こそ深山にまよへ紅葉をふかき色ある友と慕ひて
22
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たけくらべ
霜かづく峰の楓は花よりもなほくれなゐと思ほゆるかも
29
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へし切
永らへば年ふるごとに侘しさのつらきこの身にこがらしぞ吹く
29
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