幸湖のお気に入りの歌一覧
鰹鯨
人の子は母を思えば涙みせ 父を思えば前を向くもの
19
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雪柊
肩車 君と並んだ花眺めいつ振りだろう チューリップの歌
20
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へし切
薄く濃き紅をさすがに木瓜の花 人待ち顔に路傍に咲けり
32
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雪柊
「好き好き」と頬ずりしてくる君がいて我の寿命が伸びた気がする
30
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ながさき
赤色と 黄色、紫 チューリップ 綺麗に咲いて 風に揺れてた
24
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詠み人知らず
青き夜 海をうつして三日月よ 清らかきらめく星に願ひを
5
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野々花
桜花髪に肩にと舞い降りる囁くように囁くように
14
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麻
黄昏れの空も別れの花に逢ひてひととき憩ふ三日月のうへ
20
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詠み人知らず
ひと粒の苺をつまむ白き指ただそれだけに見とれておりぬ
22
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ミツ子
会いたくて 悔しいくらい会いたくて わたしばかりが好きなのだと知る
9
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詠み人知らず
黒服にせめて着けたい首飾り 鈍く輝く 真珠の列を
8
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沙久
「けど」という躊躇う語尾を拾い上げ 「けど?」と聞き返す君が憎らしい
17
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イバラキ
泣きはらし熱る目もとを曇天の冷気が撫でる慰めのように
6
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もなca
花曇り花見花冷え花吹雪 さくらを愛でる国に生まれて
14
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舶女チェルシー
泥酔でに無くした恋の行方など無視して軽やかちょうちょ・ひら・ひら
6
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舶女チェルシー
手のひらをほどいて答え見せるように花水木の花いっせいに咲く
11
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鍬乃呑
美しい和音は胸のささくれをそっと撫でては剥ぎ取っていく
10
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片井俊二
四季という店に目をとめ立ち止まる春ゆく風にさくら花びら
10
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あふひ*・○・*
厳寒の冬を越したる筍の色艶の良さ逞しきさま
19
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花音
何処より来たか嵐後玄関にもの言いたげな花びら一つ
14
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