どるちぇのお気に入りの歌一覧
河のほとり
花さそふのちの風さへしづかなる春のかぎりのゆふぐれのそら
30
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河のほとり
ほととぎす汝が鳴く頃は五月雨の晴れても絶えぬながめをぞする
5
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春咲
夜を照らす 君に照らされ 世を知れり 留めおかれまし ゆくな蛍よ
9
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春咲
くちなしに 色づくここち 君知らじ 並びて歩く 今のみあれば
11
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春咲
人里の 時は流れど たたなづく 青垣山は 神代のままに
5
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律
いくつもの君が残した足跡は やさしい、いとしい、せつない、さみしい
6
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律
あたしには抱えきれない星屑を 掬ってくれたあなたの手のひら
5
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さく
こんなにも美しきかな我が世界恋に気付いた後と前では
3
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さく
恋なんてしたくないよと俯いた私の頭撫でる君こそ
3
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日向猫
静なるを矜恃とする背は凛として盲導犬の眼元は涼し
27
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日向猫
そんなもの数えちゃいけない 知らずとも生きていけるさ 眠れぬ夜の数
18
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もなca
六月の雨のやさしさそれぞれの思いのままに染まるあじさい
18
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紫草
水無月の露を吸いたる白い肌泰山木は花笑みざかり
19
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あまおう
梅雨に雨月に陰さす在りようもきみ去り後は世の常と知る
21
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あまおう
「暑ぅー」と白い手首で扇いでる開き加減のかわいい指先
15
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詠み人知らず
マティーニのグラスに残るオリーブは冥王星の孤独にも似て
27
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さく
天気図を見て想うこと 少しでも雨があなたを避けますように
6
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芳立
夏が来るまへにお腹をしぼるのと不敵に笑ふピノコ(十八)
5
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芳立
また夏がやつて来るよと六月の雨はやさしい嘘ばかりつく
15
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佐倉さぐ
心臓があんまり速く刻むから二人の逢瀬は一瞬なのよ
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