どるちぇのお気に入りの歌一覧
おおしまゆきこ
くたびれたプリマがパニエを脱ぐようにバサリと落ちる芍薬の花
32
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おおしまゆきこ
「眠り行き最終バス」を諦めてほとりでひとり携帯を読む
22
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あまおう
まとまった雨が降るよとキャスターは今夜のきみのお泊まり予報
19
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詠み人知らず
ひととせの海辺の貝を箸置きに添えた夕餉に涼風そよぐ
19
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薫智
不本意で前途多難な運命に委ねてみるよそんなもんでしょ
8
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薫智
まばたきの間に潜む闇の中君はかわらず煌めいている
6
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亜希子
一つだけ 良い事教えて あげようか どんなになっても 愛しているよ
3
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桜園
人生をうまく渡れぬわれがいて同じく渡れぬ友が笑う
9
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ふきのとう
父逝きし歳を迎へて今さらに無念のうちをおしはかる夜
38
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さく
梅雨に咲く見上げる高さの君想ひ心は晴れて逢う日を待たむ
2
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さく
野辺に咲く捩摺(もじずり)見れば微かなる色に染まりし我が恋を知る
5
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只野ハル
予報では所によってにわか雨降る所には降るのだろうね
3
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詠み人知らず
五分間高速バスの休憩で 深く吸い込むあなたの名前
12
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詠み人知らず
気がつけば拓郎みたい旅の宿 残念なのは恋人不在
9
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詠み人知らず
お馴染みが情や景色を歌うのを 髪を下ろして聞く仕合わせよ
19
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詠み人知らず
地の果ての訛り分からぬ停車場に 在って嬉しいセブンイレブン
20
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恣翁
石蕗の濃き緑葉に置く滴 照る程に 雨降り増さるめり
36
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紫草
一生に夢みる夜は一万夜 きみに会えたり会えなかったり
24
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みやた〜
あわだつている ぼくのぬけがら ふなふなの手足は黒い渦にのまれて
3
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あき
幸せというのは影が薄いので、だから忘れてしまうのでしょう
19
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