林林のお気に入りの歌一覧
高松 蓮
気がつけば 落ちる葉なくした 銀杏の木 見上げた梢が 青空を突く
11
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高松 蓮
目覚めれば 窓から覗く 小望月 レゴ城照らす うつくしきかな
8
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千映
新年会老いも若きも盛り上がる無理して「雪国」歌う青年
11
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千映
道に向け春咲く花のリース窓飾れば「きれい」と笑顔生まれる
6
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千映
パソコンの蘊蓄知らず二十年今や恋人触れない日はなし
6
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千映
うたのわの消えし歌人の名の順序強い個性の歌詠みから出る
9
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千映
束縛の多き介護が終了し過去取り戻す計算に走る
7
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灰色猫
もこもこの冬毛ふるわせ水辺にて福良雀は身を清めおり
23
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灰色猫
灰猫はゆるりゆるりと丸まりて毛布のなかで春を夢見る
24
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秋日好
東空あまりに見事な金星の零れ落ちそな光の矢羽根
13
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横井 信
落ち着いて月は見ているオレンジに昇る朝陽も消えゆく雲も
9
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横井 信
皆が踏み固められてく道を行く 花のすぐ脇 残る足跡
12
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横井 信
真夜中に子供の語る将来を抱えてねむる冬のひと時
15
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横井 信
役割りを終えた工具はひっそりと冷たい雨に濡れる裏山
11
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横井 信
まだ僕は刈田の中で見上げてる朝陽に染まる遠い雪山
18
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恣翁
ぎこちなき会話途切れて バチバチと 炭の熾れる音のみぞ立つ
17
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恣翁
城址に立ち 碑を あかあかと染むる夕陽を 望みたりけり
14
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恣翁
臥し所なる障子 細目に引き開けて 飽かずて眺む 雀遊ぶを
16
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西村 由佳里
椅子の背に体預けて見上げてるオリオンこいぬおおいぬの星
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滝川昌之
大山を鳴動させるネズミらは浦安にあるリゾートに棲む
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[1987]