成瀬山水のお気に入りの歌一覧
美津村
薄雪に下駄の跡ありわれもゆく鳥居くぐりてその跡よけて
4
もっと見る
只野ハル
手に持ったバナナ食べつつ腹減ったそう言う母に食べてるやんか
10
もっと見る
詠み人知らず
幾年も昔の春を思い出す 母校のそばの浅い紅色
5
もっと見る
風花
春らしきバッグの萌木色に呼ばれ順に手に取り鏡に写す
18
もっと見る
詠み人知らず
雨に濡れ何処からともなくやって来て別れも告げず立ち去った猫
18
もっと見る
夢士
雨やみて桜はな散る山里の陽に照る木々は萌黄にうつる
16
もっと見る
へし切
ふりみれば想い出ぽろりこぼれくる遥か彼方に故郷の空
21
もっと見る
芳立
散りし花を舞ひあげて発つ鵠らはあすの匂ひをたづねゆくらむ
11
もっと見る
まぽりん
小指もて紅とき挿せる唇にふりしは春のなごり雪かも
28
もっと見る
恣翁
羞ぢらひの雪の肌や 融けざらむ 憂ひ覗けり 掛け湯の影を
20
もっと見る
浅草大将
見そなはす眼もすめろぎの大まへに海は戦をなみの穏しく
10
もっと見る
矢車菊
われはただ、うたを詠むのみ 花びらをあつめるやうなことばあそびよ
11
もっと見る
風花
敬語ほどよそよそしくない大阪弁「しはりますか」のニュアンスがイイ
21
もっと見る
詠み人知らず
薄紅に染まる心をもてあそぶ名残りの雪がはらはら舞いぬ
19
もっと見る
夢士
雪降りて卯月の野辺の杜若傘差し掛けて時過ぐを待つ
18
もっと見る
恣翁
通り雨に ガジュマルの葉の濡れ光り 庭一面に散り敷けるかな
18
もっと見る
浅草大将
年ごとに花ぞ愛しくなりにけりあと幾たびの春かと思へば
20
もっと見る
すばる
ありがとう今年も花見出来ました桜の木には思い出埋めて
17
もっと見る
浅草大将
散るのちも花にはな道はなばなと砕けさくらのたきつ命は
10
もっと見る
へし切
夢と咲き夢と散りゆく桜花過ぎゆく春の名残り惜しみて
24
もっと見る
[1]
<<
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
>>
[36]