栞のお気に入りの歌一覧
只野ハル
断熱のプチプチ越しに見る景色ルノワールのように柔らかく
19
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只野ハル
寂しいと呟く自分の声がする背後の月に聞かれたようだ
24
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只野ハル
ぼくがいられるところにきみもいてほしいやさしいうたよむひとよ
20
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みつむし
カラフルなポップコーンをセンターにはじける笑顔四十路女子会
5
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只野ハル
着古した夏服片付けながら同じくらいくたびれてる我が身
8
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灰色猫
生きている理由をふと思うとき まぶたの裏にあなたが映る
23
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車男
ナースらの責任逃れのためにのみ生かされている気のする日ごと
13
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都詩
娘と交わす言葉がなぜか突っかかりしばし無言で互いを探す
11
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紹益
また一つ 慣れ親しんだ 店消えて 足遠ざかる ふる里の街
17
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有
私の 一番すきな 短編は いつも集の 題にならない
2
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詠み人知らず
息切らし坂道行けば彼岸花紅く萌えたつ霊園の路
21
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恣翁
卒塔婆の乱れ立ちたる塚囲み 鬼ども踏みつ 深き叢
21
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南美帆
君を待つ金曜の夜に耐えきれず軽いデートに誘われてみる
8
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灰色猫
あふれだす涙の雫は四季の色 移ろい映してこぼれ落ちてく
27
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葉月きらら☆
満月にいつも側にと願った日叶ったあの日欠けてゆく月
26
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ふきのとう
風にのり金木犀の香りするいつもの道は秋色となる
14
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只野ハル
気が付けば身体がスイングしているウッドベースにノセられている
9
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みなま
花束をくださいあなたのそばに咲く花でいいから 誕生日には
17
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すばる
砂時計横に倒して一休み大人の階段踊り場あたり
28
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あまおう
恋人が いないカードを 切りました 今度はきみの ターンですから
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