まつりのお気に入りの歌一覧
詠伝
絹の帯脚に絡めて百合のごと宙吊り乙女の暗闇に咲く
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寧々
極彩のテントのなかにくるまれて搖れて笑へよ一夜のゆめよ
3
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鷹雪
ひとつだけ語尾が敬語になってたね そうだね 他人になったんだよね
106
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K子
やさしさを履き違えてるわたしたち温水プールでいつも泣いてる
7
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あゆみ
グラウンドよどうか爆発してくれと小学生とはなんとぶっそう
4
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みやこうまし
雪の街 全体主義の悪夢にて その均白に恐れを抱く
14
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@
瓶詰めにした月光を送るから地球の樣子を教へて。敬具
13
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己利善慮鬼
たゆらりる蝶の死にゆく先の春待たずと君に袖ぞ振りける
4
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キュン太郎
やめてくれ俺はそんなに強くない今日テストあるとか聞いてない
9
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もぉりもり
青色の動物たちをてなづけてもっとも静かなサーカスをする
7
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吉祥地女
偉いでしょ頑張ってたでしょ凄いでしょほめてほめてと傷の数だけ
9
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灰色猫
なにひとつ成すこともなく誰ひとり愛せぬままの星も光れよ
305
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悠々
百八ツの鐘では足らぬ我が悪行今年も詠まん嘘八百ぞ
15
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85
年末な気がしないなあ いつもはさ、もっとこう・・・あれどうだったかな
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水海はるこ
密やかに続く扉の向こう側トロンプルイユの微笑みを知る
5
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多良ラッタ
寢入りばな 猫が躰に乗ってきて踏み踏みするので眠気遠のく
3
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ケンイチ
月かけてかへりの道の息は白く、すれちがふ人、すれちがふ人
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村上 喬
さらさらと降りつぐ雪におおわれてスノードームの町のともしび
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骨池
赤扉 見世物小屋で 夢ひらく 母が恋しや 架空の子宮
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真幸
ぼうぎゃくのかぎりをつくせ はかいせよ 君 この街を かえりみなくば
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