詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
コンビニで用もないのにウロウロと汗をしずめてバス停へ出る
23
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滝川昌之
「シミッタレ!」色褪せかけた紫陽花はつれない空にうなだれてゆく
19
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詠み人知らず
愚か者 やっちまうのは常なれど 他人巻き込む罪ぞ哀しき
17
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詠み人知らず
慟哭を胸で潰して飲み込めば 眠れる負けん気呼び覚ましたり
21
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詠み人知らず
己心をば殺して護りきしものは 行く末までぞ貫くべかる
15
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詠み人知らず
同類と傷舐め合うは情けなく 認識すれども接触はせず
14
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詠み人知らず
仲間だと胸襟開きて語りなば 差別されしに心閉じけり
18
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恣翁
一頻り 驟雨の過ぎて 城跡の草に眩しく 日影落せり
21
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恣翁
元軍の露営せしかば 一夜にし やっと実結ぶ黍の費えつ
18
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恣翁
胸塞ぐ 深き緑の憂鬱や 谷間に 夜を導きつべき
18
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ながさき
行く先の 見えないバスに 乗っている 我等は何処を 目指し行くのか?
25
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inosann
スタイルの良き人に自然目が行って妻がからかうスーパーの中
28
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inosann
定まらぬ妻の動きに合わすうち眩暈を覚えぬスーパーの中
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inosann
「大丈夫」と唱えて心はニュートラル 意味無く落ち込む時にはいつも
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inosann
やるせなさ噛み締めながら妻と見る地平の向こうの今日の夕焼け
24
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inosann
長考か静止画像と思うほど二人の棋士が将棋盤みる
28
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へし切
恋ひならぬ男女のあやなきを逢ひ見むことは情けなりけり
26
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へし切
幾重にも祈る願ひのかなふ夜に結ぶ短冊たなばた祭り
28
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へし切
今の世にあらまほしきは日の本の民の思ひをすくふ受け皿
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へし切
大雨の所も分かず降り頻けばいづくも埋む堪へ難きかな
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