詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
沙久
この宵に吾を想っていてほしい「こころとこころ」重なるように
18
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沙久
病生む元凶時の海に溶け今は心の救いに変わる
21
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沙久
「心には心で、というそれこそが難しいのよ」神様唸る
15
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沙久
雨脚が狂ったように強くなり命の危険突きつけてくる
15
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沙久
都電から雨に打たれる紫陽花を見つめ君へと心は急ぐ
21
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竜胆
元気だよ さみしい思いを させてゴメン ちかくてとおい 君のつぶやき
12
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竜胆
あの夏の 君の背中に生えていた 戀という名の まぼろしの羽
10
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美津村
鋳物師が茣蓙に寝てゐる昼休み物音しのばせ煉瓦を運ぶ
10
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林林
痛み止め次飲めるまで六時間気の持ちようで何とかなるか?
18
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林林
胡瓜蔓迷わぬように導いてその三本が育ち頂く
19
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林林
四つ足の小さな君の診察券まるで社会の一員のよう
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林林
「咲いたよ」と吾子の指差す先見れば紫陽花哀しく微笑んでゐる
29
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林林
閉ざされた扉の向こう「助けて」の声には声でしか応え得ず
28
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雪柊
「知的ね」と君がつぶやく花言葉「あなたじゃなくて、青い紫陽花」
15
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雪柊
やわらかい光を浴びる聖母像小さき手合わせ祈り捧げる
23
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雪柊
先生に渡す手紙は折り紙に笑顔いっぱい 水色クレヨン
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詠み人知らず
吾がこころ 男と女の間 しかぞ生く 癲狂たりと 医師は診るなり
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詠み人知らず
臥しながら 居心地の悪さ隠すがに 背中合はせに頁捲りつ
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詠み人知らず
会話なく ひとつ捲るに吾が三つ 不思議なリズムで時は流れぬ
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詠み人知らず
低周波 気持ちいいのか悪いのか 最高出力 字が書きにくい
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