小幸のお気に入りの歌一覧
桜ねこ
猫が夢で迷い込みたる村の上そびえるファンタジーの塔はたかし
16
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夢月
萎れゆく花の色にぞ我おもふ潤いなき身の褪せゆく心を
31
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夢月
あなた添う花になりたし蔓を巻く微笑みしなだれ絡ます情念
12
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コーヤ
ドアの前立って触れても開かないお洒落な店は手動ドアなり
15
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コーヤ
山間の青葉青葉は果てしなく香りは緑こころ癒され
16
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都詩
正論で斬り込んでくる娘への言葉を探して皿洗いをり
33
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潮月繁樹
背徳のリンゴをかじった、あの日から重なり合いて微睡みの中
22
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潮月繁樹
暗闇に立ちて向こうの川岸に きみ恋しやと螢火の舞う
20
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月虹
夏風邪をひいて頭はぼんやりで君のことだけ浮かぶ夜です
281
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月虹
うめ桜ツツジ紫陽花ひまわりへ巡る季節に君に恋して
61
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悠々
呑まれたる邑は海市となりけるも 廃墟の土に芽吹く蒲公英
34
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悠々
のどけしや食ふ寢る垂れる句をひねる 足らざるものは金と戀ひなり
29
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村上 喬
もう二度と逢うことないあなたにもほほつたう雨見えるのだろうか
26
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村上 喬
開け放ち窓辺にひとり佇めば雨上がりの街 眼下の星々
41
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へし切
名にしおふ散る時を知る栗の花 梅雨入り告ぐるか道の端に濡れ
35
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へし切
あじさいの雨に艶めく花の色名残りをひとの胸にとどめて
34
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ながさき
雨降れば 故郷想い 風吹けば 友は如何にと 心は揺れる
37
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ながさき
思ひ出の 場所が消へゆく 寂しさよ まして故郷 離れし人には
35
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灰色猫
一羽では 寂しかろうと もう一羽 こしらえ並べる 雪うさぎ
53
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灰色猫
人間が 人間である おろかさに 優しいキスを ひとつ贈ろう
48
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