由良のお気に入りの歌一覧
とまと
生ぬるい僕らを育てた教室の窓は曇って何も見えない
8
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詠み人知らず
また君の眉間のあたりが迷ってて所在無さげな僕の指先
14
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あそびくも
青空を3倍ミルクでかき混ぜて蜂蜜かけたような夕暮れ
26
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紫草
月の夜密かに紫雲流れきて 黄泉やこの世や境目のなき
19
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詠み人知らず
強がりを言っても声でバレバレな君のために翼がほしい
15
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床子
抽象画描く私のパレットに「愛」を表す色はまだない
5
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たそがれ
さよならと君が小さく振った手は 僕の背中を押してた手なの?
8
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光源氏
降る雪はむなしき空に迷ひ散り涙帯びたる月をながめり
17
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わらこ
初雪がまだ消えないから言うけどね、わたしときみとは一緒にいるべき
3
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床子
うんざりなの 死にたいだとか鬱だとか手垢のついた絶望アピール
8
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芳立
ひとすぢの白き道あり両岸に諸仏菩薩のはげましを聞く
11
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河のほとり
幻の花の昔はほの見えて跡なきまでに雪のふるさと
20
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麻倉ゆえ
みぞれ雪 雨らしからぬ音が響き加重されたる憂鬱を知る
3
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在原紀之
未だ来ぬあなたを待ちて居たりせば聖なる夜の静寂に果てぬ
5
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ひの
えんぴつのしんから愛してしまいたいそうしてぜんぶつかいきりたい
9
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光源氏
ひさかたの雪も心にしみゆかぬ山路を越ゆる戀の明け暮れ
4
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麻倉ゆえ
踏み越える年の狭間の空気にも気づけぬほどに世界は止まる
4
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在原紀之
駆け抜けた兎の年の数多なる苦楽を胸に晦日は更けぬ
11
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トーヤ
変わらずに昇り続ける太陽を大切な日と思う元日
10
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とまと
ゆらゆらと泣きだしそうに光る星 目をこすったら僕も泣いてた
4
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