由良のお気に入りの歌一覧
もなca
いつからかメールすることも無くなってひとりの桜ひとりでも春
9
もっと見る
あそびくも
ぎこちなく歩幅を合はす人を見てけふ咲き初めし桜がわらふ
26
もっと見る
菱谷真青木
学食で悪魔と話す夕暮れに、ふと抱き付いていいかと訊いて。
6
もっと見る
恣翁
春空に 幽かに白き爪の痕 蝙蝠舞へる路の上の月
20
もっと見る
浅草大将
面かげは入り陽に消えてなの花の畑ふく風に声もまぼろし
14
もっと見る
あき
蕾なら春まで耐えていただろうあなたを待っていられただろう
38
もっと見る
詠み人知らず
心臓の底を流れる春愁を 浅い眠りが堰き止めている
21
もっと見る
詠み人知らず
瞼とじ満面に浴びる春の陽は優しき君の言の葉に似つ
25
もっと見る
でくのぼう
泣き濡れて家族の絆たちきつて故郷の野でいのち紡ぎて
11
もっと見る
ねこめ
猫は猫わたしはわたし彼は彼 気付かなかった簡単なこと
6
もっと見る
浅草大将
古しへを偲びかた野にふる里のくずはの宮の花のうらみよ
16
もっと見る
光源氏
風体のなどか決めごと多かりしか縛り縛られ身動きとれず
4
もっと見る
夜考宙ん
薄暗い雨音響く部屋の隅コーヒーの湯気に揺らぐサボテン
10
もっと見る
詠み人知らず
二月雨降りつぐ昼を灯しつつ梅と山茶花床の間に活く
15
もっと見る
詠み人知らず
目に映る どんなシーンにも君がいたまだ恋だとは気づかないまま
21
もっと見る
浅草大将
山ふかみ馬籠つま籠もふゆこもり春まだきその雪の旅ぞら
10
もっと見る
三沢左右
人ひとり焼き尽くしけん夏の日の遠き思ひよいざ我を焼け
13
もっと見る
月澄
寒き夜の君の足影追ふやうな雪あかり道月あかく滿つ
10
もっと見る
あそびくも
ケンケンパ、陽気匂へる公園の群れ立つ鳩の鼻歌と跳ぶ
10
もっと見る
詠み人知らず
想い出になるのでしょうか うつむいた君の睫毛が長かったこと
30
もっと見る
[1]
<<
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
>>
[57]