都詩のお気に入りの歌一覧
ハナアルキ
辛いこと 悲しいこともあるけれど なんにもしないで食う飯はうまい
3
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そぶ
錆ついた蛇口をひねるかのやうに夏の残り香零れるゆふべ
13
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へし切
閑かさやひとり湯浴みに温もれば虫の音清やか秋の夕暮れ
27
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只野ハル
両の手をノートパソコンの上に置き温かいねと思う夜更けに
10
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矢車菊
あの人が少し大人に見えましたふいに涼しき八月の朝
13
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むくり
いつまでも 続けばいいと 思うけど明日のために 今日にさよなら
10
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詠み人知らず
浮遊する電子の波間に漂いて心が退化していく我等
6
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野々花
新聞のお悔やみ欄に並ぶのは 何度も呼んだ貴方の名前
7
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安曇野
失ったものがあるから艶やかに歌はいっそう輝きを増す
8
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一道
この僕と共に生きるという言葉聞いたあの日もこんな青空
5
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千映
幸せで ないと人生じゃないなんて勝手に暗示をかけて生きてる
8
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詠み人知らず
好きなのは十九のままの君じゃなく 今なんですよ 何歳だっけ?
13
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林林
幸せになると願えばそうなるわ言葉は力を持つのよと母
21
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詠み人知らず
手元から本が落ちたる居眠りのおじさんが乗る帰宅の電車
12
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西村 由佳里
口笛が聞こえてきそうな月の夜海の向こうの君は元気か
5
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野々花
「もう若くないね」と友が愚痴を言う秋の気配が漂う午後に
6
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水無月
しとしとと冷たき雨や猛暑さえなつかしく思ふ秋ぞかなしき
10
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恣翁
胎内に宿れる十月に 原始からの進化の夢を 胎児見るらむ
23
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詠み人知らず
昼下がり寝息をたてる母の背にちひろの描いた少女が見える
9
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あっきーは
お花屋の手伝い楽し たくさんの花に囲まれ 笑顔も咲くよ
12
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