赤俊雄のお気に入りの歌一覧
千映
もう二度と使うことないサツキ鉢割りて庭のアクセントにする
10
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千映
散る八重のさくらの花びら庭いっぱい薫風に舞うピンクの音符
7
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恣翁
何処かの森に 天人落ちてけむ 春の日中は しんとしながら
14
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500円
崩しますあなたがくれた五百円想いの値段私の値段
3
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夕夏
うつろいのきせつのなかにこころみるはなさきちるもしゅしのためなり
4
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恣翁
ブンブンと 蜂や 黄金の 小さき鈴鳴らし 藤花を仰ぎ憧れむ
15
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ユキ
届かないだから必死に手を伸ばすなのに届けばただのガラクタ
7
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出泉あおい
小虫、雨、砂嵐の降るまちに立つ 溶けたガラスのような夕陽だ
1
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林林
「ん?蟻が何か運んでる」「かわいいね」学校への道立ち止まる子ら
20
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出泉あおい
ドアを開く仕草を覚えた右指は「おずおず」という言葉を捨てる
4
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出泉あおい
山の端は霞むのだから、泣いていい 見えないきみをやまびこにする
4
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千映
好きなことしている間手の傷の血の滲むこと忘れていたり
11
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ゆりこ
世界地図 広がるアジア大陸に民族誇る思い芽吹いて
10
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ゆりこ
雨多き上海の春 赤色の相合い傘が橋を渡れり
17
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祈り花
泥土より生れし睡蓮あかときにこころ彈ませ現世に咲く
14
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千映
ピンク色雪舞うように海棠の花びら受けて洗濯物干す
10
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千映
バンダナを巻いたあなたが杖と立つ病院廊下で吾を見送る
11
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まちこ
いつからか伝えることを恥じてると昔の私が教えてくれた
7
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沙久
もう二度と命が集うことのない街を見つめる老いた「石棺」
13
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コーヤ
春風に揺れる藤房そよそよと蝶がお花に口づけしてる
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