赤俊雄のお気に入りの歌一覧
野々花
伝えたい言葉はいつも空回り切なさばかり心に積もる
14
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みなま
雨の日は窓を横切る電線にとまる雨粒数えてすごす
10
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矢車菊
たんぽぽの綿毛に息を吹きかけてこの青空に告げるサヨナラ
21
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みなま
花冷えの宵に猫らと椅子ひとつ分け合いており エンドウを剥く
10
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リンダ
短歌から離れてみたら日常の景色が春を迎えぬままで
13
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沙久
仕舞い方を忘れた 過去はあの棚で 未来のは無く 現在は手持ち
12
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沙久
あの風とこの風ぶつかり共鳴し その中佇む桜も鳴動
14
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桐生賄
足の裏 手の甲のまめ、剣道を頑張っている証が四つ
13
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リクシアナ
春雨が霙に変わり雪になりただその庭に水仙は咲く
19
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海恵ふきる
テニスボール追いかけ走る友の背をラケットの網目に収めてみる
8
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海恵ふきる
千年後バレンタインに人類はとけない種を贈るといいます
4
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みなま
黒一色のくちづけそして滴れるヨカナーンの血に花しろく咲く
11
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ぁゃ
間違えた過去も私の一部です消しゴムじゃなく横線で消す
10
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鹿目ゆい
「はい」「分かりました」「そうです」「了解です」肯定で構成される僕
1
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コーヤ
オオデマリ真白き花の珠と咲き空を仰ぎて捧げつくして
11
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コーヤ
陽射しさし緋赤に燃えて咲くつつじ君へ微笑む青春の日々
17
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麻
海佐知の鉤を乞へどもわたの原八十島かけて景色ながめり
18
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只野ハル
黄金に輝く週の陰に居てモノトーンのままに過ぎ行く
17
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葱りんと
長年のシミでくすんだ我が心 これで充分 大事な汚れだ
9
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夏恋
ただ一枚煉瓦を割ってみたいだけそれが二段への道だからです
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