やひろのお気に入りの歌一覧
伊藤夏人
人生に二回くらいは太陽を隠してあげる月でありたい
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鴨ミール
いっせいにイヤーホンから枝が生え駆ける森になる八時の電車
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鴨ミール
なかにひとがいていつもすわっていてわたしのはなしに白い歯でうなずく
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鴨ミール
海鳴を瞳のおくにとじこめたきみのまぶたは白い砂浜
4
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鴨ミール
私だけ世界から2センチ浮いたままうどん食べおうちに帰る
5
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鴨ミール
「犬」よりも人懐こくて「猫」よりも気高い「悲しみ」を飼ってます
4
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鴨ミール
「文学ってちょっと傷付く感じが素敵」とはにかむ昔日の少女
6
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鴨ミール
誰にでも果実と泥があることを黙って咀嚼している夕べ
3
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香月
碧光る富士の頂雪着れば空も彩り浮かぶ白肌
4
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芳立
春まつや闇に暮れたる姨捨になほも実れる柚子あかりかな
7
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詠み人知らず
脊髄に温存してる劣情を俺は生涯だれにも見せぬ
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廿枝みわ
サイダーを飲む君と今ニ人きり夏より頬が暑い気がする
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葵の助
「お大事に」だけじゃなくってのど飴をくれたりおでこ触ってよ、ねぇ
6
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葵の助
おにぎりを息子と食べた公園のベンチで昔あたしキスした
9
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葵の助
いいひとになるのをやめて毒づけば炭酸が突き抜ける青空
8
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葵の助
子は昼寝タイムラインは動かない風鈴ちりりん夏の午後です
8
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葵の助
カーテンを開ければ光に満ちて行く朝トーストのハチミツ透かして
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葵の助
指先にラインストーンちりばめて星が飛ぶほど君に平手を
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葵の助
通り雨いつまで続くのこのままじゃ本屋と恋をしてしまいそう
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葵の助
旧友に会えばフォークに絡みつくスパゲティより長い月日が
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