秋日好のお気に入りの歌一覧
片井俊二
歩道刺す雨粒砕け流れゆく 今この時が消えゆくごとく
11
もっと見る
みん
上出来と思った歌が拍手数やたら少なく複雑な気持ち
11
もっと見る
由縁
御釜から御櫃に御飯 うつすのはおかあさんの手 尊き「お」の字
3
もっと見る
みなま
待ちきれず萎れる花に水遣ればたちまち大粒の雨の降りだす
10
もっと見る
ふきのとう
鈴なりの青き林檎の実によせる初夏の日差しはやわらに見える
10
もっと見る
みやこうまし
うたのわに レーゾンデートル無き歌を 載せてカラカラ 回転木馬
14
もっと見る
ふきのとう
短歌を詠み色鉛筆画も描きたいと夫に話せば穏やかな笑み
15
もっと見る
夢士
梅雨晴れや姿勇まし子蟷螂エコカーテンの葉影より出ず
14
もっと見る
詠み人知らず
いつからか貴方の面影うすれゆく赤い金魚のゆれる水槽
20
もっと見る
inosann
靄かかる駿河の海はあやふやで定かならざる天との境
25
もっと見る
あまおう
ワイン飲みフルーティーとか宣いて 俺のほっぺは みるみる赤い
19
もっと見る
南美帆
笹の葉に結ぶ短冊雨に濡れせめて彼らの逢瀬を祈る
9
もっと見る
へし切
我が妹と一夜の逢ふ瀬夢願ひ星空見上ぐ七夕の夜
26
もっと見る
祐鈴
「ネイマール骨折した」とコンビニで高校生が話すニッポン
10
もっと見る
あかる
天地のあわいを行き来する水の終の住処を思う長雨
8
もっと見る
河のほとり
夜半にふと思ひ出てたるおもかげもはかなき闇にきりぎりす鳴く
12
もっと見る
つゆくさ
感情で走り出す我止められず理性の手綱でひき止めた君
5
もっと見る
みなま
硝子越し雨粒の描くタブローに色おいていくラジオの声が
6
もっと見る
みなま
だいじょうぶ時々来るねと覗き込む蝶々だったり蜜蜂だったり
11
もっと見る
あまおう
梅雨空に まやかし灯る 月と好き 滲んで消えぬ きみの戯れ言
29
もっと見る
[1]
<<
1459
|
1460
|
1461
|
1462
|
1463
|
1464
|
1465
|
1466
|
1467
|
1468
|
1469
>>
[1489]