あかるのお気に入りの歌一覧
夢士
野分け去り虫の音澄みて十三夜窓辺の膳で酒酌み交わす
15
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都詩
まっすぐに丘の上まで続く道果てて秋空深く澄みたり
15
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都詩
「金閣寺」の炎上間近という時に本はすべりて顔に落ちたり
15
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松本直哉
秋冷のあさのくりやにパン生地のふくらみゆくをしんとみまもる
6
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へし切
夢通ふ道辺にゆれる曼珠沙華手折りてさしぬ君が黒髪
20
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すばる
つる草は涙を吸って伸びてゆき眠り続ける王女を守る
11
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栞
駆け足で移る季節を眺めてる 夏に心を置き去りのまま
18
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すばる
冷蔵庫僕の食べないエクレアに二人暮らしを感じる夜更け
13
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恣翁
隔たりて 銀河横たふ樹々の間に 浮きたる我は暁の月
24
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紹益
ただ一つ 小さく咲いた 朝顔は 短く行きし 夏の名残か
21
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つねこ
児童らのたてよこ揃った行進へ縦横無尽にとんぼ飛びゆく
4
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みなま
もし魔法が使えるならば夫の記憶曖昧になるまで薄めて欲しい
12
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すばる
毎晩の絵本の朗読卒業し一人寝の子に寂しくもあり
20
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夢士
豊の秋飛び立ち出でむ群雀小さい秋の訪れを見ゆ
19
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夢士
毬栗の実りておつる音もせで小さい秋の訪れを知る
19
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恣翁
寒々と 池に落とせる水音の 聞こえて来らむ 夜も更けぬれば
19
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紹益
煌々と 夜空を照らす 月灯り 明るく丸く 清く気高く
24
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松本直哉
ねむりおちおもたき吾子をよこたへてしばしいこひぬひるの茶店に
6
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夢士
満月や矢羽根のすすき飾りをり静かに更ける長月の夜
27
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みなま
抽斗にあなたの名残り見つけたら休日にしてソファに埋まる
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