てきと杉立のお気に入りの歌一覧
東谷実那
雨に濡れ幹が黒々光りをり今日の櫻は色っぽくなる
4
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銀
弛緩せしあなたのからだより放たれる「つかれた」色の花びら
1
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嵐露
我好む桜の色が君好む若葉の色に染まりゆく春
3
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ウル
染まるのか新たな日々にきみたちの髪の色とてその心とて
1
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住川幸
夜の幕をじょきじょき裂いて金色の世界に来ればいいよと月が
2
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田中悟
ケチャップの色より薄い夕暮れに溶けこむ君をフォークですくう
4
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奈月遥
そらとうみ 蒼と碧とが おなじとは このゆびはめた 石の青まで
7
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五穀米
カラフルなアディダスやめてTシャツはナイキにしたり濃紺色の
2
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寧々
あちこちに驅けたる子らのたんぽぽの黄色のやうな帽子が跳ねる
15
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おりーぶ
オレンジと紫色の境目は十九時ちょうど 家に着くころ
2
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由縁
金色のミドリシジミの逢いびきは マニアならずも輪舞に酔える
2
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民谷柚子
ファンタジーテイストでゆく 明日からのパンツはバラの色にしてみる
6
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満ちる
鋭さを縁取るように色付けた ルージュの真紅 猫目のブラック
2
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海の月
白肌の対価に切り取る景色幾千カメラ持つ手は早小麦色
3
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ことほぎ
憧れと街と裸足を洗います 紺色の海と泡の間で
2
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葵の助
保護色を纏いしれっと逃れたい保護者会での役員決めを
3
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たみお
鼠色を 唐墨色に 染めながら 傘を失くした 男がひとり
5
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あまおう
手のひらに きみの着ていたブラウスとおんなじ色の ハーゲンダッツ
23
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ふきのとう
画用紙に色鉛筆をすべらせてえんどうを描くたのしみを知る
17
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祐鈴
牡丹色、通じないから「濃いピンク、赤を盛って」と説明し居り
5
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