斑鳩入鹿のお気に入りの歌一覧
みなま
幼子が育つ早さに驚きぬホームに老いるひとの姿も
14
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南美帆
夢の時 過ごしていたいこのままで一時停止のボタンを押して
10
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すばる
新しい恋人いるのと得意げに 裏の空き地にネコ缶抱え
14
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すばる
訳ありの涙見せるの卑怯だよ 拒む理由が無いと知ってて
14
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すばる
空を飛ぶ夢をこの頃見ないのは心の羽が無くなったから
23
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灰色猫
初恋は名前も知らぬ花でしたみれ色にときめいていた
11
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らんたのいど
日を浴びて無邪気に笑い走る子と悩み抱えて歩く我が影
14
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律
電話では言えない言葉 メールでは伝えきれない想いを歌に
9
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ながさき
右の肩 左の肩に 天子住む 交互に天に 昇りて告げる
10
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豆田うずら
きみの言う 言葉の意味を 知りたくて 埃をはらった 赤いろの辞書
12
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詠み人知らず
蜜求め働く蜂が生涯に集めし量はスプーン一杯
27
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すばる
紫の戦士狙うは三連覇 三本の矢の教えを胸に
14
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みなま
身まわりの愛しきもののチリ払い風を通そう長雨の前に
7
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みなま
あのひとの毒にも薬にもならぬただ透明な水になりたい
13
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詠み人知らず
老人は孫を背負いて歩みゆく その足取りのなんと朗らか
19
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晶羽
自転車のあの人が今バスにいるだから私は雨の日が好き
25
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灰色猫
絶え間なく献花されてる県道を一瞬目を閉じ通り過ぎてく
12
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もぢずり
宝子の最後の写真をつくづくと美しと思ふ古りし日のまま
7
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あまおう
きみらしい 愛しかたにも 馴れてきて 冷たいも好き 優しいも好き
34
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片井俊二
車窓から遠ざかりゆく葉桜を過ぎゆく春を静かに送る
10
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