奈月遥のお気に入りの歌一覧
みなま
ロゼ色のフリース纏い葡萄の芽いつか酔わせる時を夢みて
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遊糸
女って甘えた方が可愛いの? チークブラシの粉に問いかけ
5
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遊糸
手の中でショパン奏でるオルゴール螺子を回せば恋は終わらじ
7
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遊糸
冬はじめ宿無しねこがバス停で「あっため屋さん」をはじめました
12
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遊糸
幼子が月つかまえたと走り寄る バケツの中で光る水音
15
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遊糸
祈りこめ対角線に紙を折る 原爆の地がふるさとだ 飛べ
9
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遊糸
うつむいて静かに香るスズランを見るたび君を想い出す春
10
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遊糸
目印は金木犀の庭だった 優しい日差しと祖母のまなざし
18
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遊糸
「今度から名前で呼ぶぞ」の宣言が告白なんて気付かなかった
9
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遊糸
草原のオーケストラはヴィヴァルディ第一楽章リハを始める
6
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遊糸
すれ違うあなたの隣の微笑みが春の陽射しにふんわり揺れる
11
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へし切
逢いたいと夢の通い路歩むれど標なき道彷徨うばかり
27
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紫草
しみじみと眺めてみれば可憐なる浅紫のうつむく菫
29
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紫草
何も塗らぬほどよい丸みのわが爪の桃色きれいしずかにきれい
29
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詠み人知らず
希望とは最も優れし妙薬で 絶望はこれ毒薬である
21
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詠み人知らず
猫ってさ悔しいけれど人間の弱み握るのなぜか得意よね
6
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ほの香
独り聞くぽつぽつおぼろの雨音が幸せの在り処問ひかける夜
17
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春琴
ゆるゆると 水面流れる 花びらに 明日の二人を 憂う春の日
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詠み人知らず
五重塔見上げることも恥じらいて春を夢見る枝垂れ桜よ
14
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詠み人知らず
閉じこめたすべてがあふれだすように降りつむ雨の檻に抱かれて
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