詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
美津村
国挙げて勝てよ勝つぞと騒ぐさま過ぎし戦の場合に似たり
8
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聴雨
真白なる真珠の懐く底知れぬ海のあをさと汐のぬくもり
12
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詠み人知らず
変はらずよ妹ぞ愛しき変はらねど戀ひて焦がれし昔ありきよ
4
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ほの香
恋すてふ不惑の齡はるか越えなほ惑ふ途 半夏の陽射し
21
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浅草大将
ひとすぢに守るこころを磨かずばなど光あるくろがねの道
16
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夢士
君とかげ?しっぽを切りて身を守る暴言の数言いし人数多
11
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やひろ
雨行きて 濡れた匂ひが気づかせる あじさゐ色と 同じ夕方
28
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美津村
汝の亡き母に似ている下がり眉夜更け目覚めて我は見ており
9
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もなca
訳ありて回り道するねじれ花 空の高みにあこがれつつも
22
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粕春大君
暗き夜の谷戸のほそみち草深み沢のほたるをしるべにぞする
25
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詠み人知らず
「逢いたい」と言葉にすれば唐突に降りだす雨に叱られたよう
28
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夢士
六月や窓打つ雨の音激し敗れし戦士の心の叫び
11
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小林道憲
もじずりの螺旋の先に銀河あり 星の渦より現れし花
17
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もなca
葉の陰にひかるみどりの珠つらね夏の陽射しを恋うミニトマト
21
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浅草大将
舟唄をなうた歌ひそ夕暮のヴェニスに聞けば死ぞ思ほゆる
7
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光源氏
この世だに契りを願ふものなれどなげきの果てにゆらく月影
16
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しづく
真っ白な貝殻ひとつずつ分けてふるさとの海 もちだすふたり
20
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しづく
遠くなる改札口に落ちていた誰かのブレスレットがひかる
12
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あまおう
寂しさが一つ歳をとりましたすき家で今日をうなぎで祝う
35
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みなま
春おもうこころ今日からゆるされる届いた薔薇の苗ほどきつつ
19
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