詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
水ノ衣
言葉とは通り魔になりしそれすらも判らぬならば終えて善き事
17
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みなま
そのひとはゆかしく咲ける花の香の染み入るに似て我を励ます
24
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葉月きらら☆
子はまだか体調どうだ元気かい変わっていった父の口癖
28
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聴雨
降り頻る雨の車窓に白映ゆるきょうちく桃の花敷く小径
12
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大埜真巫子.
マンションの 五階の柵を のりこえる 生きたいかどうか わかるのだから
17
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もなca
雨足の強まる夜は気にかかるひとり食事をとる母のこと
24
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河のほとり
ほととぎす今日も鳴かむと思ひしを夜はに雨ふる宿のしづけさ
22
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みやこうまし
身近なるわが死語ればだんだんと 真顔に成りぬ子等の面持ち
21
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みなま
雨に濡れあたためられたこの土にどんな花咲く種を蒔こうか
19
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灰色猫
月面に墓が立てられる日か来るだろう そう遠い未来ではない
14
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大埜真巫子.
ビョーキだから 積み上げたもの 外される 病気はそんなに 悪いことなの
18
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紫草
ここよりは先なき道に辿りつき小さき地藏に手を合はせいる
21
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小林道憲
こころみにさびしき愁い人問わば 梅の実熟るるころの雨降り
31
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灰色猫
もし水になることができたらそれは最上の喜びだろう
16
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あまおう
夏までに きみと親しく なりたいが 冷し中華は もう始まったのか
31
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詠み人知らず
夏が来た女子と男子の闘争は 空調機器の設定温度
12
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芳立
パソコンのまへに座ればわれはいま二十一世紀の箱男
6
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夢士
走り梅雨一筋の陽のひかり受け青田に映す筑波山みゆ
23
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水ノ衣
長編の推理小説書けねども三十一文字で伝わる事有り
20
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水ノ衣
最小の言語で伝える難解さ日本の文化よ受け継がれており
16
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