宮花楓のお気に入りの歌一覧
へし切
醍醐味はリーチ一発ツモあがり山九山九のやきとり鳴かず
10
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詠み人知らず
しとしとと かなもじのように 落ちてくる 天の神様 達筆ですね
8
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九鬼倫子
雨音に潜める夜道目があって傘で遮るすれ違うまで
19
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九鬼倫子
振り返り見上げた先にサテライト片眼で睨む(また明日あおう)
8
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九鬼倫子
二日経ち君に謝れないことを口内炎に罰されている
8
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村上 喬
明け方の雨もやさしく降りはじめ こじれた過去を解きほぐす春
14
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村上 喬
さよならの方程式を解きながら穏やかなだけ そんな小春日
46
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村上 喬
スーパーの売り場に並ぶ総菜の小分けされたるおふくろの味
20
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村上 喬
「働けど貧しき」時代を生き抜けと君の未来に希望をつなぐ
16
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村上 喬
将来を見通せぬまま生きていくモラトリアムには不安が潜みて
14
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白娘子
水に入りて死なばきれいなオフェリヤになれると信じた十五の心
14
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あきなり
仕切りごし伸ばせば届く私たち名前IDあとは知らない
5
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あきなり
音立ててシナプス繋ぎ伸びてゆけ君は世界に祝われるべき
6
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あきなり
大通り冷えた明かりがともりゆく鬼はどこなの早く見つけて
5
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あきなり
吸う、吐くのただそれしきが覚束ぬ白い空気が喉に刺さりて
8
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あきなり
どちら様? 我は十九の少女よ、と幻の海指し笑う祖母
7
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あきなり
永遠を誓えぬ指で受け取りし友のブーケをそっと撫で居る
9
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あきなり
交わすべき言葉溢れて呑み込まれひとつも出ないああもう過ぎる
4
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詠み人知らず
夜九時の時報が届く浴室で他に届かぬように泣いてる
10
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九鬼倫子
漠然と過去に謝りたくなるの私のなかの月が欠くとき
8
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