宮花楓のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
ジェラシーとよぶには少しあららかな春の嵐にかき乱されて
19
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詠み人知らず
ひとひごと あらわになりてゆくものに麻痺していけり 春の黄昏
12
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詠み人知らず
指先をこぼれてはずむ鍵盤にパステルカラーの音譜が踊る
19
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詠み人知らず
桜さくら また君のぬくもりだけが薄れてゆくよ花冷えの夜
19
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さとさ
宵闇に窓から入った迷い風光探して音なく消えて
10
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ほの香
自然界 摩、魅、霧、瑪 むらさきいろの華みどりに溶けず懸想が尖る
13
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小林道憲
梨の花の香り漂う街並はいつかの旅の思い出なりき
21
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西村 由佳里
元気でね うん、あなたもと 手を振って 風に飛び乗る 桜はなびら
12
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西村 由佳里
まだいけるまだ大丈夫山茶花はせいいっぱいに花片広げて
10
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西村 由佳里
毎日が楽しそうです 占いに落ち込んでいる君の足首
5
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西村 由佳里
あの雲に乗れないことを知ったのは何才かしら皐月に入る
5
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すばる
あき缶を空に向かって蹴飛ばした爽快感のような味です
13
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草次
よく光る眼をつけて一列にとうきょうへ戻る人たちの道
3
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水海はるこ
しゃがみこむあなたの背中を椅子にして「そろそろ飽きた?」と体重かける
3
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水海はるこ
寄り道のすべてを君とできたなら どんどん遠のいてゆけ目的地
42
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大埜真巫子.
つつじ から 蜜をもらって 生きた子は あなたの甘さを 憶えています
32
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九鬼倫子
十分に冷たいままのソーダ水ようやく開ける歩き飽く頃
6
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九鬼倫子
まばたきがうるさくなって橙の北極星を手で探る夜
11
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村上 喬
ごとごとと氷の落ちる音がしてテレビは明日の天気を伝える
10
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村上 喬
清流を両手にうけて飲み干せばからだの中をいのちがはしる
63
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