宮花楓のお気に入りの歌一覧
民谷柚子
ペヤングを啜りながらも涙出る涙なぜ腹減るの涙よ
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すばる
秘め事の甘美のようなさくらんぼ食べつつ過ごす七月の午後
17
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へし切
ままならぬ浮き世にあれど上を向き生きよと諭すひまわりの花
49
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すばる
童心に返り二人で遊びましょ 花いちもんめ貴方が欲しい
27
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すばる
しなやかな腕に溺れて水の底心音だけが聞こえる世界
17
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すばる
昨日見た夢さえ思い出せなくて一人で眠るモノクロな部屋
21
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詠み人知らず
遠くから見つめてくれる星があり満ちゆくことを思い出す月
19
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からしニコフ
部屋にあるボックスティッシュの数くらいあれば上出来しあわせなんて
7
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詠み人知らず
お帰りと誰も云わない2DK 冷蔵庫からモートルの音
15
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へし切
よき歌はたれが詠もうと胸に沁む哀しき歌も楽しき歌も
52
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へし切
風が吹くたとへ貴女がいなくとももう振り向かぬ生きねばならぬ
28
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あまおう
優しさの糖度表示が十三度 明日あたりが食べ頃ですの
22
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もなca
訳ありて回り道するねじれ花 空の高みにあこがれつつも
22
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詠み人知らず
「逢いたい」と言葉にすれば唐突に降りだす雨に叱られたよう
28
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速魚
君からの星のブローチ売りとばす 一万円の重さと軽さ
10
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あき
ネモフィラの丘をジグザグ登ったらうっかり空を歩いてました
33
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大埜真巫子.
汚いものを切り捨てて 穏やかにでも傷ついて 歯を磨いている
17
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大埜真巫子.
わたしの 幼い意識 なぜなのか 放物線を 描いて消えた
21
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てきと杉立
恋ごころ浮かべるぼくの夏空はひこうき雲にすっぱり裂かれ
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てきと杉立
地に伏せば眼下の土が壁となる。越えていくなら立つしかなくて。
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