宮花楓のお気に入りの歌一覧
村上 喬
海原を桜色へと染めている春風の中ひとりたたずむ
11
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村上 喬
飲むほどに悲しみだけが降り積もり観測史上一位の記録
11
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大埜真巫子.
選択肢 一寸先はどこ行きか それは自分で 決めなきゃいけない
24
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村上 喬
廃駅のベンチに独りおる我にアメイジング・グレイスの降る
14
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美津村
約束の場所だが目印の花がない冬の公園またひとまわり
13
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奈月遥
はなさかり ひとはかたてに さくらもち あまるそのては たれとつなぐや
5
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晴華
「ありがとう」「またね」の二つを繰り返す弥生 あしたは最後の一日
2
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九鬼倫子
六限のカーテンの端無重力コマ一秒の雲の映写機
6
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へし切
徒然に歌詠みつれば斯くばかり淋しきものか言の葉の道
26
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からしニコフ
ふぅと吹きぼんやり眺むシャボン玉落ちて湯舟でパチパチと鳴る
3
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村上 喬
新緑の光の中でさらさらと透かされていく僕というもの
16
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住川幸
この風に乗って飛べよということか春一番に袴を押さえ
5
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住川幸
空っぽのごみ箱の中深々と薬の包みだけが降り積む
13
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住川幸
上掛けが朝まで載っていたら冬 ベッドの下に落ちたなら春
22
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住川幸
私でもたまにはほんとのこと言うよ花咲く前に散るのはこわい
16
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住川幸
散り初めし花から覗く早緑よいつもの事とただ笑うだけ
3
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住川幸
春風に絵馬は鳴る鳴る軽やかにサクラサイタカサクラチッタカ
3
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大埜真巫子.
言霊は共鳴していくもので在る繋がりながら やがて輪に成る
37
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大埜真巫子.
生きる為 言葉を紡ぐ人人の 切なさよ愛よ孤独よ夢よ
63
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ほの香
理性にもあらで川面にアーチ架け花たけなわの卯月朔日
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